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敏感肌・乾燥肌の化粧水

敏感肌や乾燥肌の方は、化粧水でお肌に水分を与え、角層内の水分の蒸発を防ぎ、お肌をととのえることが大切です。ここでは敏感肌や乾燥肌の方のための化粧水の選び方やおすすめの成分、スキンケアのポイントなどについてご紹介します。敏感肌に適した化粧水を選び、お肌にやさしいスキンケアをおこないましょう。

敏感肌向けの化粧水を選ぶ前に

敏感肌や乾燥肌では、皮膚のバリア機能が低下しているため、ささいな刺激にも過敏に反応しがちです。お肌に合わない化粧水を使うと赤くなりやすい、ひりひりする、しみてしまう、かゆくなる、などといったことも起こります。またせっかくお肌に合う化粧水を選んでいても、使用量が極端に少ない、コットンでこすったりふき取るようにするなど使い方を間違うと肌トラブルの原因になることもあります。水分や保湿成分をおぎないお肌をととのえるためにおこなっている保湿のスキンケアで、かえってお肌に負担をかけてしまうことのないよう、敏感肌向けの化粧水を選びお肌にやさしく効果的な使い方を取り入れましょう。

敏感肌・乾燥肌の化粧水の選び方

敏感肌や乾燥肌の方におすすめの化粧水は、低刺激性で高保湿の化粧水です。敏感肌向け、敏感肌用と表記しているブランドもありますので参考にしましょう。敏感肌向けに開発された製品では、配合する原料にこだわっていたり、お肌に刺激を与えないか、アレルギーを起こさないかどうかなどを確認するパッチテストやアレルギーテストなどをおこなっているものも市販されています。さらに実際にお肌が敏感な方での使用テストをしていることもあります。ただし、すべての方に皮フ刺激やアレルギーが起こらないとは限りませんので、まずはサンプルやテスター、トライアルセットなどで試してお肌に合う化粧水かどうかを確認してから使うようにしましょう。

お肌に合わない成分がわかっている場合には、化粧品の箱や容器に書かれた全成分表示を確認しましょう。また同じ成分名でも化粧品の成分には精製度やグレードの異なるものも多くありますので注意してください。

ご自身で化粧水を手作りされる方もいらっしゃいます。好きな成分や材料で作ることができますが、特に敏感肌や乾燥肌の方では不純物の混入の可能性や安全性の確認がとれないことなどもありおすすめはできません。

アトピー性皮膚炎やにきび、その他乾燥性皮膚疾患などで通院されている方のためのスキンケアも皮膚科をはじめとした医療機関や薬局などで販売されています。お肌になんらかの疾患をおもちで医療機関におかかりの方は、担当の医師ともスキンケアについてご相談されることをおすすめします。

男性の場合はメンズ化粧品も市販されていますが、化粧品は年齢や性別に限らずお使いいただいて問題はありませんので、メンズ用に限らずお肌に合う化粧水を選んでいただくと良いでしょう。

敏感肌・乾燥肌に合った化粧水とは

化粧水がお肌に合う、とは心地よく使うことができ、お肌に赤みや刺激感などトラブルを生じることなく毎日スキンケアに取り入れられることを意味します。敏感肌や乾燥肌の方でも同様です。自分自身で気持ちよくスキンケアがおこなえる化粧水を選びましょう。例えば使用感の好みも人それぞれです。お肌のべたつきが気になる方は、さっぱりタイプの使用感のものを選ぶのも良いでしょう。使用感がさっぱりしているからといって保湿効果が不足しているということはありません。また雑誌やインターネット上などでさまざまな情報が得られますが、人気だから、定番だから、著名人がおすすめしていたから、特定の成分が入っているから、必ずお肌に合うということも言い切れません。あくまでも化粧品を選択するときの一つの情報としてとらえることも大切です。

敏感肌用の化粧品は効果がなさそうと思われがちですが、そのようなことはありません。敏感肌用の化粧品は第一に敏感肌の方が心地よく使えることを目指して開発されていますが、それだけでなく敏感肌の原因に着目して刺激に負けないお肌にととのえることや、敏感肌の方でも美白やエイジングケアといった美容効果も得られるように考えられています。敏感肌の方はまずは敏感肌用に開発された化粧水を試してみることをおすすめします。

化粧水に配合される成分 −敏感肌・乾燥肌の方におすすめの成分とは−

スキンケア製品に配合される成分は水性成分と油性成分とそのほかの成分に分けることができます。

化粧水に配合される保湿成分 −敏感肌・乾燥肌の方におすすめの成分とは−

化粧水は特に水性成分の比率の多いスキンケア製品です。水性成分には、高い保湿力をもつグリセリンや、アミノ酸、ヒアルロン酸などの水溶性高分子などがあげられます。

  • アミノ酸
    アミノ酸は皮膚のバリア機能の3因子であるNMF(天然保湿因子)の一つです。水性成分ですので、化粧水と相性のよい成分です。角層では数あるアミノ酸のうち、グリシンやセリンの含有量がもっとも多いことがわかっています。トリメチルグリシン(ベタイン)やセリンは、バリア機能が低下している敏感肌の方や乾燥肌の方におすすめの成分です。
    アミノ酸
  • セラミド
    セラミドは皮膚のバリア機能の3因子である細胞間脂質の一つです。セラミドはそのままでは水に溶けにくい成分ですが、製剤的な工夫などによって化粧水に配合されていることもあります。
  • スクワラン
    皮膚のバリア機能の3因子である皮脂にはスクワレンが含まれます。スクワレンはそのままでは酸化しやすく、酸化したスクワレンはお肌に刺激になりやすいことがわかっています。そのため化粧品にはスクワレンを還元して安定性を高めたスクワランが配合されます。化粧品原料としてのスクワランは、その精製度によってはお肌に刺激となる不純物が含まれる場合もあります。敏感肌向けの化粧品には精製度の高い原料を厳選して配合していることが多いので、お肌が敏感な方は敏感肌向けの化粧品を選びましょう。
  • ヒアルロン酸
    ヒアルロン酸は保水力の高い成分です。使用感はとろみがあり、しっとりした感触で好まれます。
  • 敏感肌の方が気を付けたい成分
    オーガニックや無添加、自然派といった言葉はお肌にやさしいイメージがあり、敏感肌向けと思われることもあります。日本では現在これらを化粧品に表記するための統一の基準や定義がない状態です。オーガニックは有機物という意味であるため、化粧品の場合多くが有機栽培された植物由来の成分(植物エキス)を配合しています。また無添加化粧品、自然派化粧品にも基準や定義がありませんので、各メーカーやブランド、商品ごとに意味合いが異なります。自然派化粧品については、自然由来のものを主な成分として配合している化粧品が多いようです。いずれの場合もイメージに左右されずに、その化粧品が自分自身に合っているかどうかをきちんと確認し、判断していくことが必要です。

    アルコール(エタノール、エチルアルコール)や香料、鉱物油などは、敏感肌や乾燥肌の方では避けたいと思われがちな成分です。アルコールは清涼感を与えたりさまざまな成分を溶かすために化粧品に配合されています。長年広く一般的に使用されている成分であり、アルコールにアレルギーのある方を除き、敏感肌や乾燥肌に悪影響を及ぼすものではないと考えられています。またベヘニルアルコールやフェノキシエタノールといったよく似た成分もありますが、これらはアルコールとはまったく別の異なる成分です。

敏感肌・乾燥肌の保湿スキンケア(化粧水)のポイント

  • POINT 1

    化粧水は洗顔後すぐにつけていますか?

    洗顔後、5分程度でお肌の水分量は減少し洗顔前よりも乾燥します。洗顔後はすぐに化粧水を塗布しましょう。化粧水に加えて乳液やクリームなどで油分をおぎなうと保湿効果が高まります。

  • POINT 2

    化粧水だけで保湿していませんか?

    化粧水のみの保湿でもお肌は一時的にしっとりしますが、敏感肌や乾燥肌などのバリア機能が低下しているお肌では水分がすぐに蒸散してしまうため乾燥しやすくなります。乳液やクリームなど複数の保湿化粧品(保湿剤)を併用し油分を補うと、お肌のうるおいを保つ皮脂膜の役割をしてくれるため保湿効果が高くなります。

敏感肌・乾燥肌の化粧水のまとめ

  • 敏感肌向けのスキンケア化粧品を選びましょう
    使用するスキンケア化粧品が刺激にならないよう、敏感肌向けに開発された化粧品を選びましょう。これらの化粧品では開発段階でお肌に刺激を与えないか確認がされており、さらに敏感肌の方が実際に使用する使用テストがおこなわれていることも多くあり、安心です。
  • お肌に合うかチェックしましょう
    お肌の状態は人それぞれです。本格的に使い始める前に、サンプルやテスター、トライアルセットなどで自分のお肌に合うかどうかを試してみることをおすすめします。
  • 皮膚のバリア機能の3つの因子を補いましょう
    化粧水によって、皮膚のバリア機能を構成する3つの因子である細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)、皮脂をおぎないましょう。
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