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敏感肌・乾燥肌のエイジングケア
−化粧水−

敏感肌や乾燥肌に合ったエイジングケア化粧水の選び方やスキンケアの
ポイントについて詳しくご紹介します。
エイジングケア:年齢に合わせたお手入れのこと

敏感肌のエイジングケアとは

敏感なお肌は皮膚のバリア機能が低下し、乾燥しやすく刺激を受けやすいため、同じ年代の健康なお肌よりもエイジングの原因物質の産生が多い傾向にあります。このため、加齢変化が加速しやすく、エイジングサインがあらわれやすくなっています。

敏感なお肌は、紫外線や乾燥などの刺激を受けやすいためにエイジングの原因物質が産生し、水分が失われやすいことを示す肌イメージ図と、3つのエイジングサイン(@しみ・透明感のなさ、A乾燥小じわ、Bハリ不足)を示した図

敏感肌の方のエイジングケアでは、次の3つのポイントが大切です。

敏感肌のエイジングケアのポイント

  1. 毎日、気持ちよく使えること
  2. お肌をうるおすこと
  3. しみ・しわなどのエイジングにともなう肌悩みにアプローチすること

これらのポイントに気をつけて、皮膚のバリア機能をととのえながらお肌にやさしいエイジングケアをおこないましょう。

(敏感肌のエイジングの原因とエイジングケアのポイントについて、詳しくは「敏感肌・乾燥肌のエイジングケア」をご覧ください)

敏感肌のエイジングケア化粧水の選び方

化粧水は角層に水分を与える役割を持っており、さっぱりタイプやしっとりタイプ、ミスト状のものなどいろいろな種類のものがあります。エイジングケア化粧水とはエイジングにともなうさまざまな肌悩み(しみ・透明感のなさ、ハリ・弾力感不足、乾燥小じわ)にアプローチする化粧水です。

敏感肌用エイジング化粧水アイテムのイラスト

敏感肌の方の中にもエイジングケア化粧水を使ってみたいと感じている方がいらっしゃると思います。一方で、敏感肌ではエイジングケア化粧水が刺激になるのでは、と不安に思うなど敏感肌ならではの悩みがあります。ここでは、敏感肌の方に合ったエイジングケア化粧水の選び方についてご紹介します。

  • 敏感肌向けに開発された低刺激性の化粧水を選びましょう。
    敏感肌向けに開発された製品では、お肌に刺激を与えないか、アレルギーを起こさないかどうかを確認するパッチテストやアレルギーテストをおこなっているもの、さらに敏感肌の方が使用テストをおこなっていることが多くあります。敏感肌用化粧水であるか、パッチテスト済み、アレルギーテスト済みなどの表記も参考にしましょう。
    ただし、すべての方にアレルギーが起こらないとは限りませんので、まずはサンプルやテスター、トライアルセットなどで試してお肌に合う化粧水かどうかを確認してから使うようにしましょう。

  • 高保湿のエイジングケア化粧水を選びましょう。
    敏感肌の方は、皮膚のバリア機能をととのえながらエイジングケアをすることが必要です。その第一歩といえるのが、化粧水によってお肌にうるおいを与えることです。
    高保湿のエイジングケア化粧水を選び、乾燥しがちなお肌にたっぷりとうるおいを与えましょう。
    エイジングケア化粧水にはとろみがあり、なめらかな使用感でしっとり感を充分に感じられるものもあります。
  • とろみがあるエイジング化粧水のテクスチャを示す写真
  • 肌悩みに合わせた化粧水を選びましょう。
    敏感肌の方はしみ・透明感のなさ、ハリ・弾力感不足、乾燥小じわなどのお肌の悩みがあります。それぞれの肌悩みに合わせて選びましょう。

しみ・透明感のなさ

敏感肌の方は健康なお肌の方よりも、お肌の色がくすみやすく、透明感が失われやすくなっています。ビタミンC誘導体などの美白有効成分が配合された化粧水を取り入れましょう。

美白:メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます
健康なお肌と、くすんで見える敏感なお肌の色を比べたイメージ図

ハリ・弾力感不足

ハリや弾力感のなさが気になる敏感肌の方は、高保湿のエイジングケア化粧水でお肌にうるおいとハリ・弾力感を与えましょう。お肌のハリ・弾力感をサポートするコエンザイムQ10(CoQ10)などのハリ肌成分が配合された化粧水がおすすめです。

乾燥小じわ

敏感肌の方はお肌が乾燥しやすい状態であるため、乾燥小じわが気になりやすくなっています。高保湿のエイジングケア化粧水でしっかり保湿しましょう。乾燥小じわに対する効能評価試験をおこなった化粧水には「乾燥による小じわを目立たなくする」といった表記がされていますので、選ぶときの参考にしましょう。

敏感肌・乾燥肌のエイジングケア −保湿スキンケア(化粧水)のポイント−

  • POINT 1

    化粧水は洗顔後すぐにつけましょう

    洗顔後、5分程度でお肌の水分量は減少し、洗顔前よりも乾燥します。洗顔後はすぐに化粧水をつけましょう。化粧水に加えて乳液(ミルク)やクリームなどで油分をおぎなうと保湿効果が高まります。

  • POINT 2

    手のひらでやさしくつけましょう

    こすりすぎやパッティング、コットンの使用はお肌への刺激になることがあるため、手でつけることをおすすめします。清潔な手のひらに化粧水をとり、手のひら全体でやさしく顔をつつみこむようになじませます。乾燥が気になる部分には重ねづけが効果的です。

    化粧水を重ねづけすると効果的な目もとや口もとなど乾燥しやすい部分を示した女性の顔のイラストと、手のひら全体で顔をつつみこむようにフェイスラインにもなじませることをおすすめする図

敏感肌のエイジングケア化粧水のまとめ

  • 敏感肌向けに開発されたエイジングケア化粧水を選びましょう
    使用するエイジングケア化粧水が刺激にならないよう、敏感肌向けに開発された化粧水を選びましょう。これらの化粧水では、敏感肌の方が使用テストをおこなっていることが多くあります。
    ※すべての方に、アレルギーが起こらないわけではありません
  • 高保湿のエイジングケア化粧水を選びましょう
    敏感肌の方は皮膚のバリア機能が低下しているため、乾燥しやすい状態です。高保湿のエイジングケア化粧水を選び、乾燥しがちなお肌にたっぷりとうるおいを与えましょう。その上で、しみ・透明感のなさ、ハリ・弾力感不足、しわといった肌悩みに合わせた化粧水を選びましょう。
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