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<頭皮・髪のスキンケア> スキンケア製品の使用方法 シャンプー・コンディショナー・頭皮用保湿ローション

頭皮は汗腺や皮脂腺が発達しているため、汗や皮脂の分泌が多い部位です。また毛髪によって汚れがたまりやすくなっています。シャンプーで汚れを洗い落とし、頭皮を清潔に保つことが大切です。頭皮が敏感な方は低刺激性のシャンプーを、ふけ・かゆみが気になる方は抗菌効果のあるシャンプーがおすすめです。
シャンプーの後はコンディショナーを使用して髪を美しく保ちましょう。コンディショナーはシャンプー後のパサつきや静電気による髪の広がりを抑え、くしどおりをよくしたり、髪につややうるおいを与える役割があります。
また頭皮にも保湿が大切です。頭皮の乾燥はふけやかゆみの原因にもなります。頭皮用保湿ローションで頭皮にもうるおいを与えましょう。

ヘアケア製品がきちんと役割を果たすためには、正しい使用方法、適当な使用量が大切です。誤った使用方法では、汚れを落とすといった基本的な役割を充分に発揮できないだけでなく、かえって頭皮や髪にとって負担になることもあります。適切なヘアケアをおこなうことで、頭皮や髪をすこやかに保つことができます。

シャンプー

(肩ぐらいの髪の長さの場合)シャンプーの使用量の目安である500円硬貨大1コ分の図と、シャンプーのイメージイラスト
  1. 髪の長い方は事前に軽くブラッシングをしておきましょう。

  2. ぬるま湯で頭皮と髪の根もとからぬらしましょう(予洗い)。

  3. シャンプーを手にとり、両手で広げ、根もとから髪全体になじませます。

  4. つめを立てずに指の腹で頭皮に泡が届くように洗いましょう。

  5. 根もとから毛先に向かって充分にすすぎます。指を通しながら泡の残り具合を確認し、ていねいにすすぎましょう。

    • 使用量は髪の長さに合わせて調整しましょう。

コンディショナー

(肩ぐらいの髪の長さの場合)コンディショナーの使用量の目安である500円硬貨大1コ分の図と、コンディショナーのイメージイラスト
  1. 軽く水気をふきとり、コンディショナーを手にとり、頭皮につかないように髪全体になじませます。

  2. シャンプー同様、ぬるつきがなくなるまで充分にすすぎます。

    • 使用量は髪の長さに合わせて調整しましょう。

頭皮用保湿ローション

頭皮用保湿ローションのイメージイラスト
  1. 髪をかき分けながら、頭皮に直接少しずつつけ、指先でやさしくなじませます。

    • ぬれた髪の水気をタオルでふきとった後、気になる部位を中心に使用しましょう。

ヘアケアのポイント

  1. POINT 1

    シャンプーを使う前に頭皮や髪をぬらしましょう(予洗い)。

    頭皮や髪をシャンプー前にお湯またはぬるま湯でぬらし(予洗い)、あらかじめ汚れを落とすことで泡立ちがよくなり、シャンプーの使用量も少なく、刺激を軽減できます。

    シャンプー前に約1分間の予洗いをおこなうことで、皮脂汚れの8割は落とすことができます。

    予洗い時間と頭皮の皮脂残存率を表したグラフ。約1分間の予洗いで皮脂汚れが2割まで減っていることを示している。
  2. POINT 2

    充分に泡を立てて、つめを立てずに指の腹で洗いましょう。

    指の腹で頭皮に泡が届くように洗いましょう。

    つめを立てて頭皮を洗っているイラスト(悪い例)と、指の腹で頭皮を洗っているイラスト(良い例)
  3. POINT 3

    すすぎ残しはありませんか?

    ぬるま湯でていねいにしっかりとすすぎ、はえぎわ・もみあげ・側頭部・後頭部・耳のうしろ・首すじなどに泡が残っていないか確認しましょう。

    はえぎわ・もみあげ・側頭部・後頭部・耳のうしろ・首すじなどのすすぎ残ししやすい部分を示した女性のイラスト
  4. POINT 4

    上から下の順序で洗っていますか?

    洗浄料などのすすぎ残しは肌トラブルの原因になります。シャンプーやコンディショナーがからだに残らないように頭(髪)からからだへと洗いましょう。

    頭(髪)からからだの順で洗っている女性のイラスト
    • 頭皮の乾燥が気になる方は頭皮用保湿ローションで保湿をしましょう。
    • 頭皮や髪の紫外線対策として帽子や日傘を使用しましょう。
  5. POINT 5

    髪がぬれたまま就寝していませんか?

    ぬれたままや乾かし不足、また乾かしすぎても頭皮や髪に負担がかかりトラブルの原因になります。

    <髪の乾かし方>

    1. タオルで髪を包み込むようにして充分に水気をふきとり、頭皮にもタオルをあてて水分をふきとります。

    2. ドライヤーで乾かすときは、熱が顔や頭皮に直接あたらないように20cmほど離し、1ヵ所に熱が集中しないようにして頭皮や髪を乾かしましょう。