2022/09/26

季節の変わり目の肌あれや乾燥を防ぎたい！秋のスキンケアのポイント

季節の変わり目の肌トラブル（肌荒れ、乾燥、赤み、かゆみ）に悩んでいた敏感肌の女性の写真。季節の変わり目の肌トラブル（肌荒れ、乾燥、赤み、かゆみ）の対策として、敏感肌の女性が、セラミド・アミノ酸・スクワラン配合の化粧水、保湿乳液、保湿クリームでスキンケアをして、肌トラブル（肌荒れ、乾燥、赤み、かゆみ）を防いでいる。

夏から秋・冬への季節の変わり目では、気温や湿度の変化だけでなく夏に受けた紫外線のダメージなどで、皮膚のバリア機能が低下し肌トラブルが気になりやすくなっています。季節の変わり目のスキンケアのポイントについて、臨床皮膚医学に基づいて敏感肌のスキンケアを考えるＮＯＶ（ノブ）が説明します。

夏から秋・冬への季節の変わり目は皮膚のバリア機能に着目

夏から秋・冬への季節の変わり目になると、お肌がかさかさする、肌あれする、刺激に敏感になるなどの肌トラブルが気になってしまうことはありませんか？

「皮膚のバリア機能」とは、外部からのさまざまな刺激からからだをまもり、お肌から水分が失われることを防ぐ、お肌に備わっている機能のことですが、この時期は夏に受けた紫外線（ＵＶ）の影響や気温・湿度の変化により、「皮膚のバリア機能」が低下しやすくなります。そのため、さまざまな刺激に敏感になって、肌トラブルが気になりやすくなっています。皮膚のバリア機能をサポートし、すこやかなお肌に導きましょう。

「敏感肌の方に知ってほしい皮膚のバリア機能について」詳しくはこちら｜ノブ公式ブランドサイト

皮膚のバリア機能をサポートするおすすめの成分

皮膚のバリア機能は「細胞間脂質」、「ＮＭＦ（天然保湿因子）」、「皮脂」の３つが重要な役割を果たしています。この３つの因子のバランスが乱れると、さまざまな外部刺激を受けやすくなりお肌が敏感になります。そのため、この３因子をサポートする成分をバランスよくおぎなうことが皮膚のバリア機能をサポートするために大切です。

皮膚のバリア機能の３因子

皮膚のバリア機能をサポートする３因子①細胞間脂質、②ＮＭＦ（天然保湿因子）、③皮脂を説明した図。役割は①水分をはさみ込んでうるおいを保持する、②水分をつかまえて、お肌にうるおいを与える、③水分を閉じ込めてお肌のうるおいを持続させる。代表的なサポート成分は①セラミド、コレステロール、②アミノ酸（ベタイン、セリン、グリシンなど）、③スクワラン、ワセリン。

バリア機能の３因子をサポートする成分としてセラミド、アミノ酸、スクワランなどが配合されている高保湿の保湿剤をスキンケアに取り入れましょう。

複数の種類の保湿アイテムを組み合わせて使いましょう

皮膚のバリア機能をサポートするために、保湿剤の使い方も見直してみましょう。

保湿アイテムには化粧水、美容液、乳液、クリームなどがあります。いろいろなアイテムを使うことを手間に感じたり、組み合わせて使った方がいいのか疑問に思ったりしたことはありませんか？

化粧水、美容液、乳液、クリームなど、いろいろな保湿アイテムを使うことを手間に感じたり、組み合わせて使った方がいいのか疑問に思っている女性のイメージイラスト。

化粧水、乳液、クリームなどの保湿剤には、それぞれ異なる保湿の役割があります。水性成分が多く配合されている化粧水を使うことで、お肌に水分をおぎなうことができます。一方、油性成分が多く配合されているクリームを使うと、お肌に水分を閉じ込めることができます。乳液はクリームより水性成分が多く配合され、さらに油性成分も配合されており、乳液を使うことでお肌に水分・保湿成分を維持することができます。

保湿剤の役割

このように保湿剤はそれぞれ役割が異なりますので、単品で使うだけでは充分な保湿効果を得られない場合があります。そのため保湿剤は単品ではなく、複数の種類を組み合わせて使うことがおすすめです。

化粧水の後は、乳液もしくはクリームのどちらかしか使っていないという方もいらっしゃるかもしれません。

「化粧水＋乳液」の方は、乳液の後にクリームを重ねると、お肌の表面に油の膜がつくられ、お肌にうるおいのある状態がより持続します。
「化粧水＋クリーム」の方は、クリームの前に乳液を使うことで次に使うクリームののびがよくなり、摩擦によるお肌への負担が少なくなります。また乳液を使うことで、よりお肌がやわらかくととのいます。

乾燥や刺激を感じやすい季節の変わり目には、皮膚のバリア機能をサポートする成分が配合されている保湿剤を選び、複数の種類の保湿アイテムを組み合わせて使いましょう。