季節の変わり目に起こる肌トラブル。セラミド配合の保湿美容液ですこやかなお肌に導きましょう。
季節の変わり目に感じるお肌の乾燥やかゆみなどの肌トラブル。お肌が敏感になるのは、皮膚のバリア機能が低下しているからかもしれません。皮膚のバリア機能をサポートし敏感なお肌をまもる保湿美容液について、臨床皮膚医学に基づいて敏感肌のスキンケアを考えるNOV(ノブ)が説明します。
季節の変わり目の肌トラブル。原因は皮膚のバリア機能の低下?
残暑も厳しいこの時期は、夏の紫外線(UV)の影響や秋の急激な気温・湿度の変化などによって、お肌の不調を感じがち。最近ではマスク着用中の摩擦や肌環境の変化が原因で肌トラブルが気になる方もいらっしゃるでしょう。
このような肌トラブルの原因は、“皮膚のバリア機能”の低下かもしれません。
皮膚のバリア機能が低下すると、お肌は乾燥し、さまざまな刺激に敏感になって、かゆみや赤みなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
保湿美容液で皮膚のバリア機能をサポートしましょう
皮膚のバリア機能には「細胞間脂質」「NMF(天然保湿因子)」「皮脂」の3因子が重要な役割を果たしています。敏感肌・乾燥肌の方は、この3因子のバランスを保つスキンケアが大切です。バリア機能の3因子をおぎなう「セラミド」「アミノ酸」「スクワラン」を配合した保湿美容液でバリア機能をサポートしましょう。
敏感肌の方は、すこやかなお肌よりも日常の刺激に敏感になっているので、敏感肌向けに開発された低刺激性のものを選ぶこともポイントです。
皮膚のバリア機能の3因子をおぎなう成分
バリア機能の3因子「セラミド」の種類にも着目
バリア機能の3因子の一つであるセラミド。お肌の一番表面にある「角層」に存在し、角層内の隙間を埋め、水分を保持するはたらきがあります。
化粧品に配合されるセラミドは、以下のようにいくつかの種類に分けられます。
化粧品に配合されるセラミドの種類
ヒト型セラミド (天然型セラミド) |
酵母などを利用して生成したセラミド。 ヒトが持つセラミドと同様の構造を持つためお肌になじみやすく高い保湿力を示す。 |
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天然セラミド | ウマなどの動物の臓器から抽出したセラミド。 ヒトが持つセラミドに似た構造を持つ。 |
疑似セラミド | セラミド類似の機能を有した化学合成成分。 |
植物(性)セラミド | 米ぬか油、小麦胚芽油、コンニャクなどから抽出した植物由来のセラミド。 ヒトの体内のセラミドとは一部構造が異なる。 |
ヒト型(天然型)セラミドは名前の通り、ヒトが持つセラミドと同様の構造を持つため、お肌になじみやすく高い保湿力がある一方で、水にも油にも溶けにくく、化粧品に配合することが難しい成分です。このため、ヒトの角層でセラミドがラメラ構造を形成していることに着目し、天然型セラミドの浸透性※を高める技術が研究されています。
※角層まで
セラミドの種類にも着目しながら、皮膚のバリア機能の3因子「細胞間脂質」「NMF(天然保湿因子)」「皮脂」をサポートする成分を毎日のスキンケアに取り入れて、残暑も乾燥や刺激に負けないすこやかなお肌を目指しましょう。
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※セラミド3:N−ステアロイルフィトスフィンゴシン、セラミド1:ステアロイルオキシヘプタコサノイルフィトスフィンゴシン、セラミド2:N−ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、セラミド6:ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン(すべて保湿成分)
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