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敏感肌・乾燥肌のボディケア
−全身用洗浄剤−

お風呂上がりにお肌が乾燥する、またきちんと保湿をしているのになかなかお肌の状態が
よくならないという経験はありませんか?そのようなお肌のかさつきや肌トラブルにお悩みの
敏感肌・乾燥肌の方は、うるおいをまもって洗う敏感肌用の洗浄剤を選ぶことが大切です。
敏感肌・乾燥肌に合った全身用洗浄剤の選び方やお肌にやさしい洗い方のポイントをご紹介します。

敏感肌・乾燥肌のボディケアにおける落とし穴 −洗浄剤選びの大切さ−

最近、お肌の調子が悪く刺激を感じやすい、カサカサと乾燥してかゆいなどの肌トラブルに悩んでいませんか?お風呂上がりにお肌がつっぱる、乾燥するなどのお悩みで、ローションやクリームなどの保湿剤を使ってスキンケアをおこなっている方も多いと思います。

実は、からだの敏感肌・乾燥肌を改善するためには、洗浄剤選びも大切です

「きちんと保湿しているのになかなかよくならない・・・」という方は、洗浄剤を変えてみてはいかがでしょうか?

からだを洗う洗浄剤には、からだ専用のボディソープ、顔・からだも洗える全身用洗浄剤などがあります。固形石けんタイプや液体タイプ、泡で出てくるタイプなど、その種類や配合される成分もさまざまですが、洗浄剤の種類によっては、お肌にとって大切なうるおい成分も洗い流されてしまいます

そこでこの記事では、敏感肌・乾燥肌に合った洗浄剤の選び方や使い方のポイントについてご紹介します。

乾燥しやすい部位と乾燥の6つの原因

からだの乾燥しやすい部分としては、ひじ、ひざ、すねなど皮脂の分泌が少ない部位に生じやすいのが特徴です。

皮脂が少なく乾燥しやすい部位

肌荒れ、乾燥しやすい場所を示した全身(ボディー)のイラスト。ひじ、ひざ、すねは皮脂が少なく乾燥しやすく敏感肌になりやすい。

お肌の乾燥の状態としては、カサカサと粉がふき、かゆみが伴うこともあります。お肌がかゆいときに強くかいてしまうと、お肌が傷ついてしまいます。このようなお肌では、洗浄剤がしみたり痛みを感じてしまうこともあります。さらにお肌の乾燥状態がひどくなると、かゆみが一層ひどくなったり、湿疹などの症状がでて、悪化すると皮膚科での治療が必要になることがあります。

(敏感肌のかゆみの原因について、詳しくは「敏感肌・乾燥肌のボディケア −保湿クリーム−」をご覧ください。)

お肌が乾燥する原因として、主に次のようなことがあげられます。

  1. 季節やエアコンなどによる空気の乾燥
  2. 紫外線
  3. 睡眠不足やストレスなどによる生活習慣の乱れ
  4. 偏った食生活
  5. 加齢による皮脂分泌量の減少
  6. 間違ったスキンケア

お肌が乾燥する原因

お肌の乾燥の原因。@季節やエアコンなどによる空気の乾燥 A紫外線 B睡眠不足やストレスなどによる生活習慣の乱れ Cビタミン不足などを引き起こす偏った食生活 D加齢による皮脂分泌量の減少 E間違った入浴法(お肌に合わないボディーソープなど)などのスキンケア

特に冬場では熱いお湯での入浴は体が温まりますが、これもお肌が乾燥する原因の一つです。お使いのボディソープなどの洗浄剤がお肌に合っていないことも、お肌の乾燥につながりやすくなります。例えば、洗浄力の強い洗浄剤は、お肌のうるおいを保つために必要な皮脂を落としすぎてしまい、乾燥肌をさらに悪化させてしまうのです。

ほかにも、病気や服薬中の薬の副作用などによって乾燥肌になる場合もあります。日頃から敏感肌・乾燥肌でお悩みの方は、十分な睡眠やバランスのいい食生活を心がけるなど生活習慣を見直しながら、お肌に合った洗浄剤を選び、肌荒れ(肌あれ)や乾燥からお肌をまもりましょう。

(敏感肌の原因について、詳しくは「敏感肌・乾燥肌のスキンケアで大切なこと」をご覧ください。)

敏感肌・乾燥肌に合った全身用洗浄剤の選び方のポイント

刺激を感じやすいデリケートな敏感肌、乾燥肌・・・。
お肌に合った洗浄剤を選ぶのが難しいと思うこともあるかもしれません。

敏感肌・乾燥肌では、お肌のうるおいを保つための「皮膚のバリア機能」が低下し、刺激を感じやすい状態です。お肌への負担が少なく、お肌の汚れをきちんと落としながら、うるおいを保ってくれる洗浄剤を選びましょう。

洗浄剤のなかでも「全身用」と記載のあるものは、顔もからだも洗うことができます。お肌が敏感になりやすい顔にも使えるように考えて作られているため、からだもやさしく洗うことができます。

ここでは敏感肌・乾燥肌の方におすすめの全身用洗浄剤の選び方のポイントをご紹介します。

敏感肌・乾燥肌のための
全身用洗浄剤の選び方のポイント
  • お肌へのやさしさを考えた洗浄成分
  • お肌のうるおいをまもりながら洗える
  • 泡立ちのよさ
  • 無香料・無着色・低刺激性
  • 敏感肌を考えた商品テスト済み
      パッチテスト済み※1、アレルギーテスト済み※1
      ※1 すべての方に、アレルギーが起こらないわけではありません。

ポイント1 お肌へのやさしさを考えた洗浄成分

洗浄剤に含まれる洗浄成分は、「脂肪酸石けん」「合成界面活性剤」の2つに大別できます。

洗浄剤に含まれる洗浄成分

脂肪酸石けん
  • きめ細かい濃密な泡立ちで、泡ぎれもよく洗い流しやすい
  • 弱アルカリ性
  • 脂肪酸の鎖長によって、泡立ちやお肌への刺激の強さが異なる
合成界面活性剤
  • 軽やかな泡立ち
  • 弱酸性と書いてあるものは合成界面活性剤を主体にしたものが多い

敏感肌・乾燥肌の方には洗浄成分として主に脂肪酸石けんが配合されている洗浄剤がおすすめです。

一方で、脂肪酸石けんにもさまざまな種類があり、脂肪酸の鎖長(炭素の長さ)によって、泡立ちやお肌への刺激の強さが異なります。

脂肪酸の種類と特長

脂肪酸の種類と特長をあらわした表。脂肪酸石けんにも様々な種類があり、脂肪酸の鎖長(炭素の長さ)によって、泡立ちやお肌への刺激の強さが異なる。泡立ち、お肌への刺激が高い順に、カプリン酸(炭素数:C10)・ラウリン酸(炭素数:C12)・ミリスチン酸(炭素数:C14)・パルミチン酸(炭素数:C16)・ステアリン酸(炭素数:C18)・オレイン酸(炭素数:C18:1)となる。敏感肌・乾燥肌におすすめな脂肪酸はミリスチン酸・パルミチン酸・ステアリン酸・オレイン酸の4つ。

洗浄力が弱すぎると、お肌の汚れをしっかりと落とすことができません。お肌に残った汚れは刺激やにきび(ニキビ)、毛穴の黒ずみなどの肌トラブルの原因になります。
一方、洗浄力が強すぎると、成分自体がお肌への刺激になります。お肌に残った洗浄成分も刺激の原因になるので、すすぎやすさも重要です。

敏感肌・乾燥肌の方におすすめの洗浄成分は「ミリスチン酸(C14)」「パルミチン酸(C16)」「ステアリン酸(C18)」「オレイン酸(C18:1)」などの長鎖の脂肪酸石けんです
長鎖の脂肪酸石けんは、不要な汚れは落とし、お肌に必要なうるおい成分は落とさない適度な洗浄力(選択洗浄性)があります。

全身用洗浄剤、ボディーソープ(ボディソープ)、ボディウォッシュなどに配合される、敏感肌・乾燥肌におすすめの脂肪酸石鹸(石けん、せっけん)成分。ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸。皮脂、セラミド、アミノ酸などのお肌に必要なうるおいはキープしながら、汗や過剰な皮脂などの汚れはきちんと洗い流す、適度な洗浄力がある。泡もち、泡立ちがよく、ホイップクリームのような濃密な泡は、摩擦を減らすことでお肌を守りながら優しく洗うことができる。つっぱることがなく、しっとり、すべすべとした素肌に洗い上げる。

同じ脂肪酸石けん成分でも、ラウリン酸はお肌に残りやすく、刺激になることがあるため、敏感肌や乾燥肌の方は避けるようにしましょう。ヤシ油やパーム核油など天然由来の植物性の脂肪酸を使用した石鹸(石けん)はお肌にやさしそうな印象がありますが、カプリル酸(C8)、カプリン酸(C10)、ラウリン酸(C12)などの短鎖脂肪酸が含まれ、お肌への刺激になることがあります。

敏感肌や乾燥肌でお悩みの方は、商品に記載されている成分を参考に選びましょう。

ポイント2 お肌のうるおいをまもって洗える

からだを洗うと、お肌のうるおい成分であるセラミドやコレステロールなどの細胞間脂質、アミノ酸などの天然保湿因子も洗い流されてしまうため、洗ったあとのお肌は乾燥しやすくなります。

洗浄成分の種類によってはこれらのうるおい成分を必要以上に落としすぎてしまうこともあります。
お肌にやさしい脂肪酸石けん主体の洗浄剤は、不要な汚れは落とし、お肌に必要なコレステロールなどのうるおい成分は落としすぎない適度な洗浄力(選択洗浄性)があります。

うるおいを保つためにグリセリンやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された洗浄剤もおすすめです。

ポイント3 泡立ちのよさ

からだを洗うとき、洗浄剤をどのくらい泡立てていますか?理想的な泡は左の写真です。

洗浄剤(全身用洗浄剤、ボディソープ、ボディーソープ、ボディウォッシュ)の泡立ての目安を示した写真。左は良い例。弾力のあるキメ細かい、モコモコとしたホイップクリームのような泡。お肌をこすることがなくなるため、摩擦が少なく、お肌に優しく洗うことができる。中央と右は悪い例。泡立て不足で泡の量が少ない。

お肌に負担をかけないためには、弾力のあるきめ細かいたっぷりの泡でお肌をこすらずにやさしく洗うことが大切です。

なぜよく泡立てることが、お肌にやさしいのでしょうか。これには主に3つの理由があります。

泡で洗うことのメリット

弾力のあるきめ細かいたっぷりの泡でお肌をこすらずにやさしく洗うことのメリットを説明した図。メリット@ 洗浄成分が適度な濃度になる メリットA 少ない量の洗浄剤で汚れを効率的に落とせる。泡の表面積が増え、汚れが吸着しやすくなる メリットB摩擦が減る泡のクッションで、手がお肌に直接触れない。|お肌への刺激が少なくやさしく汚れを落とせる。

このように摩擦や洗浄成分による刺激を感じやすい敏感肌・乾燥肌でも、よく泡立てることでお肌に負担をかけずに洗うことができます。

洗浄剤には、固形石けんタイプ、液状(リキッド)タイプ、泡状(泡で出てくる)タイプなどの種類があります。

洗浄剤の種類と特長

洗浄剤(全身用洗浄剤、ボディソープ、ボディーソープ、ボディウォッシュ)の種類と特長を解説するイラスト。左から固形石鹸(石けん)タイプ、液体タイプ(リキッドソープ)、泡状(フォーム)タイプ。固形石鹸(石けん)タイプは泡立ちがよく、さっぱりとした洗い上がりのものが多い。液体タイプ(リキッドソープ)は量を調節しやしく、泡立てやすい。泡状(フォーム)タイプはポンプ部分の網目を通して泡立てることによって泡が出る。泡立ての必要がない。

固形石けんタイプ、液状(リキッド)タイプはしっかりと泡立てて使いましょう。泡立てが苦手な方は泡で出てくるタイプがおすすめです。

その他のポイント

香りにはリラックス効果やリフレッシュ効果がありますが、香料(フレグランス)自体がお肌に刺激になる場合もあります。敏感肌・乾燥肌の方は、無香料・無着色・低刺激性の洗浄剤を選びましょう。

敏感肌向けの化粧品では開発段階でお肌に刺激がないかを確認しており、さらに敏感肌の方が実際に使用して肌トラブルが起きないかどうかを確認する使用テストをおこなっているものが多くあります。パッチテスト済み、アレルギーテスト済みなどの表記も参考にしましょう。

お肌にやさしい洗い方の4つのポイント

お肌に合った洗浄剤を使っていても洗い方が間違っていると、お肌への刺激になることがあります。ここではお肌への刺激になりにくい洗い方のポイントをお伝えします。

お肌にやさしい洗い方
4つのポイント
  • よく泡立てましょう
  • こすらずやさしく洗いましょう
  • ていねいにすすぎましょう
  • 入浴後はすぐに保湿しましょう
  • POINT 1

    よく泡立てましょう

    お肌に負担をかけないためには、弾力のあるきめ細かいたっぷりの泡でお肌をこすらずにやさしく洗うことが大切です。

    女性が洗浄剤(全身用洗浄剤、ボディソープ、ボディーソープ、ボディウォッシュ)をよく泡立てた、たっぷりのキメ細かい泡でからだを洗っているイラスト。

    泡立てが苦手な方は、泡状(泡で出てくるタイプ)の洗浄剤を活用しましよう。

    泡立てが苦手な方におすすめの、泡状洗浄剤(フォーミングソープ、泡状ソープ)のイラスト
  • POINT 2

    こすらずやさしく洗いましょう

    ごしごしこするように洗うと、お肌への刺激になります。ナイロンタオルやスポンジ、ボディブラシをお使いの方もいらっしゃるかもしれませんが、敏感肌・乾燥肌の方はたっぷりの泡で、手でやさしく洗いましょう

    洗浄剤(全身用洗浄剤、ボディソープ、ボディーソープ、ボディウォッシュ)の泡立ての目安と洗い方について示した写真。左は良い例。ホイップクリームのようにキメ細かい弾力のある泡になるまでよく泡立てた写真。右は悪い例。石けん(石鹸)を泡立てずに直接お肌をこする、ナイロンタオルなどでごしごしとこするように洗う写真。

    洗い方の違いがお肌に与える影響

    洗い方による肌状態の違いについて示した写真。同じ洗浄剤(全身用洗浄剤、ボディソープ、ボディーソープ、ボディウォッシュ)で異なる洗い方を1週間した場合。左:ナイロンタオルで洗った場合。角層がめくれ、肌荒れ(肌あれ)を起こしている。右:手で洗った場合。正常な角層状態が保たれている。
  • POINT 3

    ていねいにすすぎましょう

    洗浄剤のすすぎ残しは、肌トラブルの原因にもなります。わきの下や首のうしろなどにも注意して、しっかりすすぐ習慣をつけましょう。
    すすぎの温度も大切です。熱いお風呂が好きな方は、入浴中にお肌の保湿因子であるNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質(セラミドなど)がお風呂のお湯に溶出することでお肌の乾燥を悪化させることがあります。お肌の乾燥が気になるときは、シャワーなどはできるだけぬるめのお湯を使い、お湯につかる際も温度設定はぬるめ(36〜38℃)に設定することをおすすめします。

  • POINT 4

    入浴後はすぐに保湿しましょう

    入浴後におすすめの全身用保湿剤のイラスト。クリーム、乳液(ミルク)、化粧水(ローション)タイプがある。

    入浴後は入浴前よりお肌が乾燥しやすくなります。保湿せずにいると肌荒れ(肌あれ)やかゆみにつながってしまいます。入浴後は5分以内を目安にできるだけ早く保湿しましょう。お肌がしっとりしているうちに保湿するのが効果的です。

    (入浴後の保湿について、詳しくは「敏感肌・乾燥肌のボディケア −保湿クリーム−」をご覧ください。)

気になるからだの悩みも洗浄剤でケア

背中にきび

背中のにきび(背中ニキビ)に悩まれている方も多くいます。背中ニキビの主な要因は、ホルモンの影響による皮脂分泌の増加や、通気性の悪い衣類によるむれ、下着や衣類による摩擦刺激などによって、ターンオーバーが乱れ角質が厚くなり、毛穴が詰まることで起こります。

(にきびの原因について、詳しくは「にきび肌のスキンケアで大切なこと」をご覧ください。)

背中は皮脂や汗の分泌が盛んなので、きちんと洗浄して清潔に保つことが大切です

しかし、汚れを落とそうとナイロンタオルやボディブラシなどでゴシゴシと洗うと、かえって毛穴のつまりや炎症の悪化につながってしまいます。
たっぷりと泡立てた泡のクッションでお肌に負担をかけずに、やさしく洗浄することで、毛穴のつまりを防ぎ、背中ニキビを予防することができます。洗浄後は「ノンコメドジェニックテスト済み」の化粧水やクリームなどの保湿剤でお肌にうるおいを与えましょう。

※すべての方に、にきびができないわけではありません。

朝シャワー派の人は、1日の皮脂や汗が翌日までお肌に残り、にきびの原因菌であるアクネ菌が繁殖しやすくなります。背中ニキビに悩むなら、その日の汚れはその日のうちに落とすようにしましょう。通気性の悪い衣類も背中ニキビの悪化のもとです。素材の見直しはもちろん、寝具やパジャマをこまめに交換するなども注意すべきポイントです。

頭皮トラブル(ふけ・かゆみ)

頭皮のかゆみやむずむず、ふけに悩んでいる女性のイメージイラスト

頭皮は顔やからだの皮膚と比べて皮脂の分泌が活発な部位です。激しい運動をしていなくても、一日過ごした頭皮には酸化した皮脂や汗、古い角質、空気中の埃、整髪料などの汚れが付着しています。
シャンプーをきちんとしていないと、これらの汚れが頭皮の炎症を起こし、ふけやかゆみ、べたつきなどの頭皮トラブルにつながります。
一方で、毎日きちんとシャンプーをしているのに、ふけやかゆみが気になる敏感肌の方は、シャンプーがお肌に合っていないのかもしれません。また間違った洗い方や頭皮の乾燥も、頭皮トラブルの原因のひとつです。
敏感肌用の低刺激性のシャンプーを選び、頭皮をやさしく洗いましょう。

(頭皮トラブルが気になる方におすすめのシャンプーについて、詳しくは「敏感肌・乾燥肌のシャンプー」をご覧ください。)

体臭(わき・足)

ボディケアの悩みで意外に多いのが腋(わき)や足などの臭いの悩みです。体臭は、主に皮膚の雑菌によって汗や皮脂、垢に含まれる成分が分解され、発生したガス(揮発性成分)がにおうものです。汗をかくと皮膚の上で菌が繁殖しやすくなります。
体臭の原因に洗い過ぎや洗浄不足があげられます。お肌に負担の少ない敏感肌用の洗浄剤を選び、たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。体臭を防ぐデオドラントクリームも活用しましょう。朝だけでなく、お肌を清潔にした入浴後に塗ることがポイントです。

敏感肌・乾燥肌のボディケア −全身用洗浄剤− のまとめ

  • お肌にやさしい全身用洗浄剤を選びましょう
    敏感肌・乾燥肌の方は汚れをきちんと落とすだけでなく、お肌へのやさしさを考えた洗浄成分で、お肌のうるおい成分を落としすぎない「ミリスチン酸」「パルミチン酸」「ステアリン酸」「オレイン酸」などの脂肪酸主体の低刺激性の全身用洗浄剤を選びましょう。
  • 洗い方にも気をつけましょう
    お肌に合った洗浄剤を使用していても洗い方が間違っているとお肌への刺激になる場合があります。たっぷりの泡のクッションで、こすらないようにやさしく洗い、ぬるま湯でていねいにすすぎましょう。洗浄後はすぐに保湿をすることも大切です。
  • 気になるからだの悩みも洗浄剤でケアしましょう
    背中にきび、頭皮トラブル、においなどの悩みがある場合もお肌にやさしい洗浄剤の選び方や洗い方が大切です。低刺激性の洗浄剤を選び、こすらずやさしく洗い、お肌を清潔に保ちましょう。
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