うっかり日やけに注意!初夏の紫外線対策で気をつけるポイントとは?
新緑の季節をむかえ外出機会も増えるこの時期、うっかり日やけに注意が必要です。初夏の紫外線量は真夏と同等です。初夏の紫外線対策のポイントについて、臨床皮膚医学に基づいて敏感肌のスキンケアを考えるNOV(ノブ)が説明します。
マスクをつけているから日やけ止めは不要と思っていませんか?
不織布マスクのなかには紫外線が30%透過するものもあります*。そのためマスクに覆われている部分も日やけしてしまうことがあります。マスクをつけていても日やけ止めをしっかりと塗り、紫外線対策をおこなうことが必要です。
*自社調べ
マスク着用時に使う日やけ止めは、お肌にやさしい使い心地のものを選びましょう
マスク着用時の紫外線対策ではマスクに覆われている部分にも日やけ止めを塗ることが大切です。マスクの中は呼気によって湿度が高く蒸れやすくなっていますので、ウォータープルーフタイプの日やけ止めがおすすめです。またマスク着用時は、マスクの中の蒸れやマスクとお肌のこすれなどによって肌トラブルを感じる人が増えています。敏感肌の方向けに開発された低刺激性のものを選びましょう。
日やけ止めを使うとお肌のかさつきやきしみを感じる方もいらっしゃるかもしれません。お肌の乾燥が気になる方は、「ヒアルロン酸Na」などの保湿成分が配合されたものを選んだり、日やけ止めを塗る前にしっかりと保湿をおこなうことで、お肌の乾燥を防ぐことができます。
また紫外線を防ぐ成分には、紫外線を反射する「紫外線散乱剤」と紫外線を吸収し熱エネルギーなどに変換する「紫外線吸収剤」の2つがあります。日やけ止めのお肌への刺激が気になる方は、紫外線散乱剤のみ(紫外線吸収剤不使用)で作られた日やけ止めがおすすめです。
種類 | 紫外線散乱剤(ノンケミカル) | 紫外線吸収剤(ケミカル) |
---|---|---|
紫外線を防ぐ しくみ |
粉体表面で 紫外線を反射・散乱 |
紫外線を吸収し 熱などのエネルギーに変換 |
代表的な成分 | ・酸化チタン ・酸化亜鉛 |
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル ・パラアミノ安息香酸 |
日やけ止めは使い方が大切
日やけ止めを正しく使えていますか?
日やけ止めに記載されているSPFやPAの値は、決められた量(2mg/cm2)を塗布したときのUVカット効果(紫外線防止効果)を示しています。実際の日やけ止めの塗布量は製品に記載されている推奨使用量よりも少なく、ローションタイプで約7割、クリームタイプで約4割しか塗布できていません。
自己判断での使用量を計測した結果
塗布量が減ると遮光効果も低下するため、充分な量の日やけ止めを使うことが大切です。
顔の場合の使用量の目安は、ローションタイプで100円硬貨大2コ分、クリームタイプやミルクタイプでパール粒大2コ分です。一度に塗布するのではなく、まずは半分の量を顔全体に塗布します。残りの半分を頬、額、鼻、あごなどの日やけしやすい部分を中心に重ね塗りをすると充分な量を塗布することができます。また遮光効果を維持するために、必要に応じて塗りなおしをおこないましょう。
日やけ止めの使用量の目安(顔の場合)
メイクをしているときの顔の日やけ止めの塗りなおしに悩むことはありませんか?顔はティッシュなどで皮脂や汗をおさえてから遮光効果のあるファンデーションやフェイスパウダーなどで化粧なおしをしましょう。メイクアップアイテムも活用し、紫外線からお肌をまもりましょう。
この記事に関連するおすすめの商品はこちら
紫外線吸収剤不使用。敏感なお肌をやさしくまもる日やけ止め
ノブ UV EXシリーズ
関連する記事はこちら
この記事をシェアする