にきび肌のためのスキンケアとは
にきび(ニキビ)は中学生や高校生から急に増え始めることから思春期のシンボルとも言われますが、20代・30代でもにきびや吹き出物で悩む方は多くいます。思春期後のにきびは、大人にきびと表現されることもあり、にきび以外にもにきび痕や赤み、毛穴の目立ち、乾燥などといった複数の肌悩みも持つ傾向にあります。
にきびは皮脂の分泌の多い思春期に経験することが多いことから、皮脂が原因と思われがちですが、過剰な皮脂分泌だけが原因ではありません。年齢・ホルモンバランス・ストレス・食生活や睡眠などの生活習慣の乱れ・間違ったスキンケアなど、さまざまな要因が複雑にお肌に影響を与えます。これらの要因によってお肌のターンオーバーが乱れ、古い角質や過剰に分泌された皮脂などで毛穴がつまることによってはじまります。
(にきびの原因について、詳しくは「にきび肌のスキンケアで大切なこと」をご覧ください)
スキンケアの基本はお肌を清潔にし(洗浄)、うるおいを与え(保湿)、紫外線からまもり(遮光)、美しくよそおう(メイク)ことです。基本をしっかりおこなうことで、皮膚を健康で正常な状態に保つことができます。
スキンケアの基本
-
- お肌を
清潔に保つ - 汗や皮脂、ほこりなどお肌についた汚れをきれいに洗い流す。
- お肌を
-
- 乾燥や刺激から
お肌をまもる - 水分と油分のバランスをととのえ、うるおいのある健康な状態を保つ。
- 乾燥や刺激から
-
- 紫外線から
お肌をまもる - 紫外線をしっかりカットし、日やけによるダメージからお肌をまもる。
- 紫外線から
-
- お肌をまもり
美しくよそおう - 紫外線や乾燥からお肌をまもる。さまざまな肌悩みをやさしくカバーし、美しく魅力的な印象に導く。
- お肌をまもり
洗浄:クレンジング料(メイク落とし)、洗顔料(石けん)
保湿:化粧水、ジェル、乳液、クリームなど
遮光:サンスクリーン剤(日やけ止め)
メイク:化粧下地、コンシーラー、ファンデーション、チークカラー、口紅など
にきび肌のスキンケアでは、にきびのできにくい肌環境にととのえることが大切です。お肌を清潔に保ち、にきび肌に適したうるおいを補給し、毛穴のつまりを防ぎましょう。
にきび肌のための保湿のスキンケアとは
にきび肌を予防もしくは改善するためには、保湿のスキンケアによってにきびの原因となる3つの因子「アクネ菌」「皮脂」「毛穴のつまり」にアプローチし、にきびのできにくい肌環境にととのえることが大切です。
(にきびの原因となる3つの因子について、詳しくは「にきび肌のスキンケアで大切なこと」をご覧ください)
にきび肌の方のなかにはべたつきが気になるからと保湿を控える方や、クリームなど油分が含まれた保湿剤を避ける方もいらっしゃいます。にきび肌の方でも保湿のスキンケアはとても大切です。保湿が充分でないとお肌は乾燥してしまいます。お肌が乾燥し、ターンオーバーが乱れると角層が厚くなって古い角質が毛穴を塞いでしまい、にきびの原因になります。適度な保湿をすることでお肌がととのい、過剰な皮脂もコントロールされます。
にきびの原因となる3つの因子にアプローチするにきび肌に適した保湿剤を選択し、お肌にうるおいを与えることが、にきび肌のスキンケアにとって重要です。毎日の正しいスキンケアで、にきびのできにくい肌環境にととのえましょう。
保湿化粧品(保湿剤)の種類
保湿化粧品(保湿剤)は保湿の役割によって大きく化粧水(ローション)やジェル、乳液、クリームに分けられます。
化粧水、ジェル:角層へ水分をおぎなう
乳液:角層の水分・保湿成分を維持する
クリーム:皮膚表面で油の膜をつくり水分の蒸散をおさえる
「油分の入った化粧品はにきびが悪化するかもしれない」と、乳液や保湿クリームを使うことに不安がある方もいらっしゃるかもしれません。化粧水のみの保湿ではお肌のうるおいを充分に保つことができないため、お肌はすぐに乾燥してしまいます。保湿剤を組み合わせて使用することで保湿効果が高まります。にきび肌に適した乳液やクリームを選択することで、にきびができにくいお肌にととのえることができます。
にきび肌のための保湿化粧品(保湿剤)の選び方
にきび肌の方は、にきび肌向けに開発された保湿化粧品を選びましょう。にきび肌用、アクネケアなどと紹介されています。これらの化粧品では開発段階でにきびのもとになりにくいことを確認する「ノンコメドジェニックテスト」がおこなわれており、さらに、にきび肌の方が実際に使用して肌トラブルが起きないかどうかを確認する使用テストがおこなわれています。「ノンコメドジェニックテスト済み」という表記があるか確認しましょう。また低刺激性のものを選ぶことも大切です。パッチテスト済み、アレルギーテスト済みなどの表記も参考にしましょう。
また、にきびの原因となる3つの因子にアプローチするかどうかも大切なポイントです。
-
- アクネ菌対策
- アクネ菌は皮脂を主な栄養源にしていますが、皮脂だけでなく化粧品に含まれる油分も栄養源として取り入れます。油分が多い化粧品を使用してにきびができた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。この点を考慮してにきび肌用の化粧品はオイルフリーのものが多くなっています。オイルフリーであることは、アクネ菌の栄養源になる油分が配合されていないので、にきび肌の方は選ぶときの参考にするとよいでしょう。
- 一方で、クリームなどに配合される油分はお肌の水分を閉じ込める効果があります。お肌の乾燥が気になるにきび肌の方は保湿クリームまで使うことをおすすめします。オイルフリーでない保湿剤のなかにも、にきび肌の方で使えるものがあります。にきび肌用に開発された化粧品のなかにはアクネ菌の栄養源にならない油性成分や保湿成分を選択しているものもあります。また「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載があるものは、にきびができにくいことを確認していますので、にきび肌の方は選ぶときの参考にしましょう。
- にきび肌用化粧品にはアクネ菌に対する有効成分として抗菌成分や殺菌成分が配合されているものがあります。低刺激性などと商品に記載されているものを選択しましょう。
-
- 皮脂対策
- 皮脂によるお肌のてかりやべたつきが気になるにきび肌の方は、保湿を控えがちな傾向にあります。過剰な皮脂はアクネ菌の栄養源になり、また紫外線によって過酸化脂質となってにきびの悪化の原因にもなります。一方で、皮脂はお肌から水分が蒸発することを防ぐ役割がありますので、お肌にとって必要なものです。適切な保湿をすることで肌環境がととのい、過剰な皮脂もコントロールされます。化粧水だけでなく、保湿クリームまで重ねて使いましょう。
-
- 角質&毛穴対策
- にきびのはじまりは毛穴のつまりです。お肌が乾燥し、ターンオーバーが乱れると角層が厚くなり、古い角質が毛穴を塞いでしまうこともあります。保湿によってお肌をやわらかくなめらかにととのえ、毛穴のつまりを防ぎましょう。ノンコメドジェニックテスト済みで、アクネ菌の栄養源になりにくい成分を使用しているものがおすすめです。
にきび肌用スキンケアの選び方のポイント
・「ノンコメドジェニックテスト済み」表記のある低刺激性の化粧品
・にきびの原因となる3つの因子にアプローチする
-
- アクネ菌の栄養源になりにくい成分を考慮
- アクネ菌が増えにくいpHに調節
- 穏やかな作用の抗菌成分(有効成分)を配合
-
- 余分な皮脂や汚れを落とす適度な洗浄力でお肌を清潔に保つ
- お肌のうるおいのバランスをととのえ、てかりやべたつきをおさえる
-
- 毛穴のつまりを考慮した成分を使用
- 適度な保湿でやわらかくなめらかなお肌にととのえる
にきび肌用の保湿化粧品は、ドラッグストアだけではなく皮膚科をはじめとした医療機関や薬局などでも販売されています。現在医療機関におかかりの方は、担当の医師ともスキンケアについてご相談されることをおすすめします。
どんな化粧品も必ずにきびができないとは言い切れません。まずはサンプルやテスター、トライアルセットなどでお肌に合うかどうかを試してから使いはじめましょう。最近は雑誌やインターネット上でさまざまな情報が得られますが、口コミや人気ランキングだけで選ぶのではなく、ご自身のお肌に合う保湿剤を使うようにしましょう。お肌に合ったスキンケア化粧品を選んだら、正しいスキンケア方法をおこないにきびのできにくい肌環境にととのえていきましょう。
年齢や性別に合わせたにきび肌用保湿化粧品(保湿剤)の選び方
中学生や高校生のいわゆる思春期、男性、女性とさまざまな年代や性別の方がにきびや吹き出物を経験します。どのようなにきび肌でも保湿をおこなうことはとても大切です。
10代・思春期のにきび肌
10代・思春期は皮脂分泌が多くなる時期で、おでこや鼻などのTゾーンを中心ににきびができやすくなります。洗顔をしっかりおこなう方は多いですが、保湿が不充分な場合があります。てかりやべたつきが気になる方は、さっぱりしたテクスチャのオイルフリーの化粧水や保湿ジェルなどを使いましょう。
大人にきび肌
思春期を過ぎた大人の女性の方も、にきびや吹き出物でお悩みの方は多いです。生理前ににきびが悪化したり、頬や顎などフェイスラインの同じ場所ににきびが繰り返しできた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
大人のにきび肌ではホルモンバランスの変化にともなってお肌のターンオーバーが乱れ、お肌が乾燥し、毛穴がつまりやすくなることも原因のひとつです。また皮膚のバリア機能が低下して肌あれしやすくなったり、お肌が敏感になってしまうこともありますので、低刺激性のにきび肌用スキンケアを取り入れましょう。普段からバランスのとれた食事をとる、ストレスをためない、充分な睡眠をとるなどして健康的な生活習慣を心がけることも大切です。
また大人のにきび肌では、毛穴のつまり、しみ、てかりなどのその他の肌悩みも気になりやすくなっています。
このような大人のにきび肌のために、にきびだけでなくその他の肌悩みの両方に同時にアプローチするにきび肌用スキンケアもあります。上手に取り入れて、にきびを予防しながら透明感のあるなめらかで美しいお肌を目指しましょう。
男性のにきび肌
男性はホルモンの影響で女性よりも皮脂分泌が多い傾向にあります。メンズ化粧品も市販されていますが、化粧品は年齢や性別に限らずお使いいただいて問題はありませんので、メンズ用に限らずお肌に合う保湿剤を選びましょう。
にきび肌におすすめの成分
にきび肌を予防もしくは改善するためには、にきびの原因となる3つの因子である、毛穴のつまり・皮脂・アクネ菌にアプローチし、にきびのできにくい肌環境にととのえることが大切です。これらの効果が期待される成分を配合したさまざまなにきび肌用の保湿化粧品があります。ここでは保湿化粧品に配合されるおすすめの成分をご紹介します。
-
- 抗菌成分
- にきび肌用のスキンケアには、医薬部外品の有効成分として抗菌成分や殺菌成分が配合されているものがあります。感光素201号やサリチル酸などがあげられます。
-
- 抗炎症成分
- グリチルリチン酸2K、グリチルレチン酸ステアリル、アラントインには抗炎症作用があり、にきびや肌あれ、炎症をおさえるはたらきがあります。
-
- グリコール酸、サリチル酸
- グリコール酸(AHA;α−ヒドロキシ酸、フルーツ酸)や、サリチル酸(BHA;β−ヒドロキシ酸)には透明感のあるやわらかなお肌にととのえる作用があります。お肌の状態を見ながら上手に取り入れましょう。
-
- ビタミンC、ビタミンC誘導体
- ビタミンC(アスコルビン酸)やビタミンC誘導体はメラニンの生成をおさえてしみ・そばかすを防ぐ美白有効成分として知られています。にきび痕が気になる方におすすめです。ビタミンCに糖が結合したL−アスコルビン酸 2−グルコシドは保湿効果も期待できます。またビタミンCには抗酸化作用がありますので、皮脂の酸化を防ぎます。
-
- ビタミンB2、ビタミンB6
- ビタミンB6誘導体(塩酸ピリドキシン)はにきびや肌あれを防ぐ有効成分として配合されます。ビタミンB2(リボフラビン)とともに、皮脂の分泌を抑制し、お肌のうるおいバランスをととのえます。
-
- ビタミンA
- ビタミンAやその誘導体はお肌のターンオーバーを正常にし、にきび肌をやわらかくなめらかなお肌にととのえます。またお肌のハリ・弾力感、たるみに関わるコラーゲンやエラスチンの産生を促進させるはたらきがあるのでエイジングケア※をしたい方にもおすすめです。
※年齢に合わせたお手入れのこと
-
- ビタミンE、ビタミンC・E誘導体
- ビタミンE(トコフェロール)やビタミンC・E誘導体は抗酸化作用をもち、皮脂の酸化を防ぐはたらきがあります。
-
- ヒアルロン酸
- ヒアルロン酸は保水力の高い成分です。使用感はとろみがあり、しっとりした感触で乾燥が気になるにきび肌の方におすすめです。
-
- セラミド
- セラミドは皮膚のバリア機能の3因子である細胞間脂質の一つです。お肌の水分を保持するはたらきがありますので、乾燥が気になるにきび肌の方におすすめです。セラミドはそのままでは水に溶けにくい成分ですが、製剤的な工夫などによって乳液やクリームなどに配合されています。
にきび肌の方が気をつけたい成分
にきび肌の方は気をつけたい成分もあります。
-
- オーガニック
- オーガニックや無添加、自然派といった言葉はお肌にやさしいイメージがあり、敏感肌やにきび肌向けと思われることもあります。オーガニックは有機物という意味であるため化粧品の場合多くが有機栽培された植物由来の成分(植物エキス)を配合しています。また無添加化粧品、自然派化粧品には基準や定義がなく、各メーカーやブランド、商品ごとに意味合いが異なります。自然派化粧品については、自然由来のものを主な成分として配合している化粧品が多いようです。いずれの場合もイメージに左右されずに、その化粧品が自分自身に合っているかどうかをきちんと確認し、判断することが必要です。
-
- 香料
- 化粧品に香りを付与するために配合される成分の総称です。そのため複数の成分が混合されている場合や具体的な成分が把握できない場合もあります。皮膚のバリア機能が低下している敏感肌やにきび肌の方では刺激となる可能性もあるため注意しましょう。
-
- 鉱物油
- 代表的な成分にはワセリンやミネラルオイルなどがあります。以前は精製度の低い鉱物油が化粧品に配合されていたため、不純物がお肌に悪影響を与えることが問題となっていました。現在では精製度の高い成分のみが採用されています。
-
- アルコール
- アルコール(エタノール、エチルアルコール)や香料、鉱物油などは、敏感肌やにきび肌の方では避けたいと思われがちな成分です。アルコールは毛穴を引き締め、清涼感を与えたり、さまざまな成分を溶かすために化粧品に配合されています。長年広く一般的に使用されている成分であり、アルコールにアレルギーのある方を除き、少量であれば敏感肌やにきび肌に悪影響を及ぼすものではないと考えられています。またベヘニルアルコールやフェノキシエタノールといったよく似た名前の成分もありますが、これらはアルコールとはまったく別の異なる成分です。
お肌に合わない成分がわかっている場合には、化粧品の箱や容器に書かれた全成分表示を確認しましょう。化粧品はさまざまな成分の組み合わせでできていますので、特定の成分が配合されている、または配合されていない、から必ず良いもしくは悪いとも言えません。表記される言葉のイメージのみで成分を判断したり、特定の成分を理由もなく避けるのではなく、自分自身のお肌に合った化粧品を選びましょう。にきび肌の方はまずはサンプルやテスター、トライアルセットなどでお肌に合うか確認しましょう。
にきび肌の保湿のスキンケア方法
スキンケアによってにきび肌を改善するには、お肌に合ったスキンケア化粧品を選ぶことはもちろんのこと、正しく使うこともとても大切です。間違ったスキンケア方法では水分や油分を充分におぎなうことができないだけでなく、にきびに刺激を与えてしまうこともあります。
保湿剤がその役割をきちんと発揮するためには、正しい使用方法、適当な使用量が大切です。
ここからはにきび肌に合った保湿のスキンケア方法のポイントをご紹介します。
-
- 保湿化粧品(保湿剤)は洗顔後すぐにつけましょう
- 洗顔によって保湿成分である天然保湿因子やセラミド等の細胞間脂質が角層から流出しやすくなるため、洗顔後のお肌は洗う前よりも乾燥しやすくなります。洗顔後、5分程度でお肌の水分量は減少し洗顔前よりも乾燥します。すぐに化粧水、保湿ジェル、乳液やクリームなどで保湿をしましょう。保湿剤は複数のものを併用することで、保湿効果が高くなります。
-
- 保湿の回数を確認してみましょう
- 1日2回(朝晩)を目安に保湿をしましょう。ただし、乾燥がひどいときには保湿の回数を増やすことや、種類の異なる保湿化粧品(保湿剤)の重ねづけもおすすめです。
-
- 使用量をまもりましょう
- 充分な保湿効果を得るためには使用量も大切です。製品に記載された使用量をまもりましょう。清潔な手のひらに保湿化粧品(保湿剤)をとり、両手に広げた後、乾燥しやすい部分からつけていき、最後は手のひら全体でやさしく顔をつつむようになじませましょう。
-
- 化粧水だけでなく乳液やクリームも使いましょう
- 皮脂を気にして保湿を控える方や、油分の入った保湿剤を避けて化粧水のみですませる方もおられます。化粧水のみの保湿でもお肌は一時的にしっとりしますが、水分がすぐに蒸散してしまうため乾燥しやすくなります。乳液やクリームなど複数の保湿化粧品(保湿剤)を併用し油分を補うと、皮膚のバリア機能をおぎない、効果的にお肌の乾燥を防ぐことができます。
-
- 手のひらでやさしくつけましょう
- こすりすぎやパッティング、コットンの使用は、にきびに刺激を与えてしまうことがあります。保湿化粧品(保湿剤)は手でつけることをおすすめします。
にきびが治ったあとのスキンケア
にきびが治ったあとのスキンケア化粧品はどのように選んでいますか?にきび肌用スキンケアはにきびができているときしか使わない方も多いのではないでしょうか。にきびケアに対する考え方の調査では、にきびができにくい肌を作ることが重要と考えている方が多いにも関わらず、半数以上の方がにきびの症状が治まったら一般の化粧品を使いたいと思っているという結果が出ています。
にきび肌用スキンケアは、使い続けることで、にきびのできにくい肌環境にととのえることができます。にきびが気になるときだけでなく継続的に使い続けることが大切です。
にきび肌の保湿スキンケアのポイント
-
- にきび肌向けの保湿化粧品を選びましょう
- にきび肌向けに開発されたノンコメドジェニックテスト済みの化粧品を選びましょう。お肌の状態は人それぞれです。本格的に使い始める前に、サンプルやテスター、トライアルセットなどで自分のお肌に合うかどうかを試してみることをおすすめします。
-
- しっかりと保湿しましょう
- 保湿のスキンケアによって、にきびの原因である毛穴のつまり、過剰な皮脂、アクネ菌の増殖を防ぎ、にきびのできにくいお肌にととのえましょう。保湿剤を組み合わせて使用することで保湿効果が高まります。役割の異なる保湿剤を重ねて使いましょう。
-
- 正しく使いましょう
- どんな化粧品も自己流の使い方ではせっかくの効果が充分に得られないこともあります。使用する順番や使用量など説明書をよく読んで正しい使い方をまもることが大切です。
-
- にきびが治ったあともにきび肌用スキンケアを使いましょう
- にきび肌用スキンケアは継続的に使用し、にきびのできにくい肌環境にととのえましょう。
- 関連記事
- にきび肌の化粧水
大人にきび肌、思春期にきび肌、どのようなにきび肌でもお肌を乾燥させないことが大切です。にきび肌に合った化粧水の選び方や使い方のポイントをご紹介します。
- にきび肌の乳液
乳液はにきびが悪化しそう、と化粧水だけで済ませていませんか?にきび肌の方も気持ちよく使えるにきび肌用乳液の選び方や使い方のポイントをご紹介します。
- にきび肌のスキンケアで大切なこと
にきびが気になる方のために、にきびの原因となる3つの因子やスキンケアの基本、スキンケア化粧品の選び方、スキンケア方法のポイントについてご紹介します。