夏本番に備えて
知っておきたい紫外線対策のポイントとは?
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、梅雨が明ければいよいよ夏本番を迎えます。
紫外線はさまざまなお肌の悩みの原因になりますので、正しい紫外線対策のポイントをおさえ、夏本番に備えましょう。
敏感なお肌のために大切な紫外線対策のポイントについて、臨床皮膚医学に基づいて敏感肌のスキンケアを考えるNOV(ノブ)がご紹介します。
1年中降り注ぐ紫外線
紫外線は季節に関係なく、1年中地表に降り注いでおり、紫外線対策は年間を通じて必要ですが、特に4月から徐々に紫外線の量は増加し7月にピークを迎えるため、夏は注意が必要です。
紫外線はさまざまな肌トラブルの原因に
@ 敏感肌・乾燥肌と紫外線
敏感肌や乾燥肌は、紫外線による肌ダメージを受けやすい状態です。紫外線は日焼け(日やけ)をおこすだけでなく、お肌を乾燥させます。また、しみやハリ不足の原因にもなりますので、注意が必要です。すこやかなお肌を保つためには正しい紫外線対策をおこないましょう。
A にきび肌(ニキビ肌)と紫外線
紫外線はにきび(ニキビ)の悪化の原因にもなります。紫外線によりお肌のターンオーバーが乱れ、古い角質がたまり、毛穴がつまりやすくなります。また過剰な皮脂が、紫外線に当たることで肌あれを起こすこともありますので、にきびが気になる方にとっても紫外線対策は重要です。
日焼け止め(サンスクリーン剤)選びのポイント
敏感肌の方には、敏感肌向けに開発された紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)の日焼け止め(日やけ止め)がおすすめです。UVカット効果はもちろんのこと、塗るときや落とすときのお肌への負担まで考慮した低刺激性の日焼け止めであることも大切なポイントです。
にきび肌の方はにきびのもとになりにくいことを確認した「ノンコメドジェニックテスト済み」の記載がある日焼け止めを選びましょう。塗るときに強くこすったり、落とすときにごしごし洗ったりすると、にきびが悪化する原因になります。のびがよく、落としやすいものがおすすめです。
日中用美容液(デイエッセンス)や日中用クリーム(デイクリーム)などの日中用スキンケアアイテムにも遮光効果があります。日焼け止めと合わせてうまく活用しましょう。
<日焼け止め選びのポイント>
・紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)
・落としやすさ(石けんやお湯で落とせる)
・のびのよさ、塗りやすさ
・ノンコメドジェニックテスト済み※
※すべての方に、にきびができないわけではありません。
日焼け止めを正しく使えているかチェックしましょう
お肌に合った日焼け止めを選んでも、間違った使用方法では遮光効果がきちんと発揮されないだけでなく、かえってお肌への負担になります。日焼け止めの使い方のポイントをご紹介します。
@ 日焼け止めの使用量は充分ですか?
日焼け止めが紫外線防御効果を充分に発揮するためには、使用量が大切です。
実際の使用量を調べてみると、クリームタイプの日焼け止めでは推奨使用量の半分程度であることがわかっています。製品に記載されている使用量を参考に適切な量を塗布しましょう。特に日やけしやすい部分には重ね塗りをすると効果的です。
A 日焼け止めの塗り忘れはありませんか?
特に耳、耳のうしろ、首、首のうしろ、あご、肩などの塗り忘れしやすい部分を確認しましょう。
B 必要に応じて塗りなおしをしていますか?
紫外線防御効果を維持するためには、生活シーンに合わせた塗りなおしも必要です。
<塗りなおしの目安>
汗をかいたり、運動をしているときは2〜3時間、海やプールで泳いでいるときは30分が塗りなおしの目安です。メイクをしているときはティッシュなどで皮脂や汗をおさえてから遮光効果のあるファンデーションなどで化粧なおしをしましょう。
これから紫外線の量がさらに増えていき、ピークを迎えます。紫外線によるダメージを防ぎ、夏を乗り切りましょう!
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