2015年9月時点での情報となります

この記事は集英社「OurAge」に掲載された全4回の連載記事です。他の記事も、合わせてご覧ください。

Vol. 4 | Interview オトナ敏感肌の洗顔の秘訣とは?

洗顔をやさしく、丁寧にしていますか?
ちゃんと洗顔料を泡立てて、洗っているつもり……で、実は洗顔料がキチンと泡だっていなかったり、肌をゴシゴシこすってしまったり。意外と「正しい洗顔」って、できているようでできていないようなのです。
“オトナ敏感肌”だと、洗うこと自体が不安で、メイクをクレンジングした後は、ぬるま湯ですすぐだけ、という人も見かけます。

シリーズ第一回でも取材させていただいた、敏感肌用スキンケア 「NOV」 学術部リーダー 村上さんは、こう指摘します。

「ファンデーションや日やけ止めは、メイク落としでオフするだけでは、きちんと落ちきれていない可能性も高いのです。 洗顔には、メイク落としで落ちきらなかった汚れなどをオフして、肌をきれいにする役割があります。化粧水や美容液の浸透をよくするためにも、洗顔はとても大切なんですよ」

でも、敏感肌だと、逆に肌を“洗いすぎる”ことがちょっと心配ですよね。 洗いすぎて、肌がヒリヒリしてしまうんじゃないか、という不安もあります。

「洗顔料をキチンと泡立てて、決してゴシゴシせず、やさしく洗えば、皮膚のうるおいをキープしたまま、肌を清潔にすることができるんですよ」

泡で洗うメリットは実は大きいのです、と、村上さんは次の3点を教えてくれました。

「ノブ Vウォッシングクリーム」

やさしく泡で洗う3つのメリット

1.少ない洗浄量で効率的に洗顔できる

泡を立てることで表面積が大きくなり、汚れに触れる面積が増えることで、少ない量でも洗うことができるのです

2.肌への摩擦を防げる

泡をクッションにして、手と顔が触れないようにやさしく洗うことで、肌への刺激を軽減できます。お肌をこすったり、摩擦を与えるとシミの原因にもなるので要注意

3.洗浄剤の濃度が薄まるので、肌への刺激性が低くなる

洗顔料にぬるま湯を加えると、泡立てやすくなり、洗顔料自体の濃度も薄まることで、より肌に優しくうるおいをキープしたまま洗えるんですよ

ふわふわときめ細かな泡立ちが特徴。肌のうるおいをまもりながら汚れを落とします。「ノブ Vウォッシングクリーム」120g 3,850円(税込・医薬部外品)

「理想の泡は、手で簡単に作れるんですよ」と村上さんは言います。洗顔ネットを使用する、ということもできますが、衛生面などを考えると、手で泡立てられれば理想的ですよね。
今回は動画で、みなさんにもお教えします。コツさえつかめば意外と簡単にできますよ。

動画を見ながら作った、ふわふわの泡で、やさしくなでるように洗顔したら……

洗いあがりもつっぱらず、肌が柔らかくふっくらしています。今までいかにキチンと泡立てず、肌をゴシゴシ洗っていたのか、よくわかりました。
スキンケアの“思い込み”ってあるものですね。
「顔なら洗っている」なんて決めつけず、きちんと基本に立ち戻って、正しい方法を覚えておくことが大切なのだと感じました。

撮影/石井康義(動画)、鈴木康久(静止画)

ノブ Vシリーズ

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