敏感肌に悩む女性から
30年支持される化粧品とは？
最近、“オトナ敏感肌”デビューの人が増えているようですね。
40代から50代女性の肌は、ホルモンバランスの変化やストレス、体調の変化などが引き金になって、敏感にかたむきがち。
大好きなスキンケアも、すっかりコワくなってしまい、ケアをおろそかにしてまた肌あれ、の悪循環に陥ることも。
体調が優れないときは、薬やサプリメントで原因に対処したり、自分に足りないものを補ったりしますよね。
同じように、敏感肌になったときも気持ちよく使え、肌の“ちから”をサポートしてくれる化粧品って、あるのでしょうか。
常盤薬品工業 ノブ事業部 学術部 リーダーの村上さん。透き通るような美肌の持ち主ですが、実はご本人も敏感肌だそうです。
そんなとき出会ったのが、常盤薬品工業のNOV（ノブ）です。
敏感肌によりそって、30年にもなるそうです。1985年に皮膚科医の協力に基づき、低刺激性化粧品として生まれたブランド。以来、現在も皮膚科の先生たちの協力のもと、ノブは本当に困っている敏感肌の方のための化粧品を開発し続けています。
今日は特に敏感肌の方々に支持されてきた、ノブ Vシリーズについて、“お肌への優しさの秘密”を探るため、ノエビアグループ 常盤薬品工業へお邪魔しました。取材にこたえてくださったのは、ノブ事業部 学術部 リーダーの村上さんです。
―村上さん、こんにちは。さっそくですが村上さんは、ノブ Vシリーズの商品開発に携わっていらっしゃるんですよね。
村上さん そうです。特にノブとしていちばん大切にしている、製品の安全性試験を行っています。実際に皮膚科に通っていらっしゃる方に使っていただくことで、お肌の弱い方でも問題なく使えるか、どのような商品が求められているか、そういった一連の開発をしています。
―実際に試された敏感肌の方から、どんな声が出てきますか?
村上さん 敏感肌の方は「なかなか肌に合うものに出会えない」という悩みをお持ちです。特にアトピー性皮膚炎など、悩みを抱えている方は、当然なのですが、自分の肌に対して神経質になっていらっしゃいます。「新しいものを試すのがコワい」とか、「美白ものはコワくて使えない」とか、「サンプルをもらって使ってみたけど、カブれてしまったからもう使いたくない」など。そういうお悩みを持つ方がノブを試して、「肌にやわらかい感じで使えるのが、すごくうれしかった」とか、「スキンケアが楽しくなった」と言って喜んでくださいます。
ここで敏感肌についてちょっとおさらい。
左は健康な肌、右はバリア機能が低下した肌のイメージ図です。バリア機能が低下していると、外部の刺激を受けやすく、肌内部の潤いがどんどん逃げていってしまいます。
実際の使用試験で使う、皮膚の水分量測定器＜スキコン＞。一般のものに比べより詳細な水分量が測れる。ちなみにインタビュアーの手の甲の数値、100未満。きちんとスキンケアしてきた首の数値は276。使用試験では最低20名、多いときは100名以上の測定を行うとか。
―肌トラブルなく使えるって、本当にうれしいですものね。ところでノブの中でも、ノブ Vシリーズのコンセプトってどんなことでしょうか?
村上さん ノブの商品開発の基本的な考え方は、「低刺激であること」「不要なものは入れない」、「トラブルになりやすいものは配合しない」ということです。ノブ Vシリーズに関してはもう一歩踏み込んで、「トラブルの元とならない」ということに加え、より「高保湿」でバリア機能をサポートしながら、もっと肌の状態をよくしていこうという考えを元に作っています。
村上さん ではクレンジングクリームから順番に。ノブ Vシリーズではクリームタイプを採用しています。クリームタイプだと、メイクを落とすための油分だけでなく、保湿成分も配合されていますので、うるおいを残しながらクレンジングすることができ、特に乾燥肌の人にはオススメです。
洗顔料のポイントとしては、しっかり泡立てていただくことと、ぬるま湯ですすぐことです。しっかり泡立てることで汚れは落ちやすくなりますし、皮膚をこすらなくなるメリットがあります。また、シャワーのお湯を直接顔にあて、すすぎをされる方も多いのですが、お湯の温度が高く皮膚が乾燥してしまいますので、ひと手間かけてぬるま湯を手ですくってすすいでください。
化粧水は洗顔後、すぐに使っていただくということと、2回に分けて使ってください。まず１回目は100円玉くらいの量で。なじませたあと、もう一回重ねづけしていただくことで、お肌がすみずみまでしっかりうるおいます。お肌の土台をつくるという意味では、化粧水はしっかりと、たくさんの量を使ってください。 その後、バリアコンセントレイト→乳液→クリームの順に。化粧水で与えた水分はしっかりと油分でキープするという意味で、クリームまで絶対使っていただきたいですね。
ノブ Vシリーズのラインナップ。左から「ノブ V クレンジングクリーム」120g 3,850円・「ノブ V ウォッシングクリーム」120g 3,850円・「ノブ V フェイスローション R（しっとりタイプ）」120mL 4,400円・「ノブ V バリアコンセントレイト」30g 5,500円・「ノブ V ミルキィローション」80mL 4,400円・「ノブ V モイスチュアクリーム」45g 4,950円（すべて税込・全品医薬部外品）
―ケアを丁寧にすることで、まさに肌の“基礎体力”がうながされるんですね。今日は、ありがとうございました。
ノブ Vシリーズを実際に使ってみましたが、しっかりうるおうし、何よりトラブルが起きにくいのが大助かりです。そして製品を正しく、丁寧に使うことが、肌の状態の底上げにつながります。スキンケアの時間を、楽しみながら丁寧に行って、“健康で美しい肌”を目指したいですね。
撮影/小山志麻
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