敏感肌に使えるクレンジング料とは

 

敏感肌に使えるクレンジング料とは

敏感肌の多くは、健康なお肌に比べ、冷暖房や花粉、紫外線、衣服のこすれなど
外的な刺激によってお肌をまもるバリア機能が低下していて、
皮脂が少なく乾燥しやすいお肌です。
そんな敏感肌や乾燥肌の場合、ご自分のお肌にあわないクレンジング料を使って、
間違ったお手入れをしてしまうと、お肌に負担がかかってしまいます。
ここからはクレンジング料にはどのような種類(タイプ)があるのか、
敏感肌にはどのタイプが適しているのか、
またその使い方や注意点などをご紹介します。

スキンケア 研究所 クレンジング編

TOPICS@ クレンジング料の種類

バリア機能が低下した敏感肌や乾燥肌の方は、お肌への負担が少なく、メイクアップやお肌の汚れをきちんと落としつつも、うるおいを保ってくれるクレンジング料が必要です。クレンジング料の種類によって、汚れを落とすこと(洗浄力)に優れているタイプもあれば、うるおい重視のものもあります。

お肌が敏感な時のクレンジング料は、できるだけこすらずにメイクを落とすことができるものを選ぶようにしましょう。

刺激が少ないものを選ぶようにしましょう。まずは敏感肌向けに作られた化粧品を試すことをおすすめします。これらは配合成分が厳選されており、刺激が少なく、クレンジング後に乾燥しにくいものが多くなっています。
さらに、タイプ別にあげると、

・クリームタイプ
・ジェルタイプ

のクレンジング料がおすすめです。

クレンジング料の種類

1. クリームタイプ(クレンジングクリーム)

クレンジングクリームはクリームという名前の通り、油分が多く配合されています。そのため適度なクレンジング力がありながらも、必要以上に皮脂を落としすぎず、洗い上がりがしっとりしているので、お肌が乾燥しやすい敏感肌・乾燥肌の方におすすめです。

クレンジングクリームによるクレンジングには少しコツが必要です。クリームタイプのクレンジングはクリーム中の油分とメイクアップ中の油分をうまくなじませる必要があり、これを転相といいます。
くるくるとなじませてクリームの色が肌色に変わり、クリームの重たさがなくなったら転相がおこなわれた目安です。クレンジングクリームはのびがなめらかで伸ばしやすいのが良い点ですが、伸ばしやすいからといって、必要以上にお肌をこすらないように注意しましょう。

2. ジェルタイプ(クレンジングジェル)

クレンジングジェルはジェル独特の弾力性がクッションの役割を果たすので、摩擦によるお肌への負担を軽減することができます。
クレンジングジェルには、水性タイプと油性タイプの2種類があります。

水性タイプはオイルフリーのものもあり、使い心地はさっぱりしています。油分の配合が少ないために、ウォータープルーフタイプのマスカラなどは落ちにくい場合もありますので、ポイントメイクリムーバーなどを併用して、使い分けることをおすすめします。

油性タイプは簡単に言うと、クレンジングオイルを固めてジェルにしたようなイメージです。油分が多く配合されているためクレンジング力が高く、かつジェルがクッションとなってお肌への摩擦も少なくなります。洗い上がりはしっとりしているものが多く、コクのあるリッチな使用感のため、エイジングケア※向けの商品に使用されることも多いです。

※年齢に合わせたお手入れのこと

3.オイルタイプ(クレンジングオイル)

クレンジングオイルは油性成分が多く配合されているためクレンジング力が高く、素早くメイクとなじんで落とすことができます。一方で、皮脂も一緒に失われやすく、洗い上がりに乾燥感を感じることもあります。
配合されている油分(オイル)の種類によっては、にきびができてしまうこともあります。にきびができやすい方は、ノンコメドジェニックテスト済みと記載があるものを選ぶことがポイントです。

4.ミルクタイプ(クレンジングミルク)

クレンジングミルクは手軽で人気があります。とろみのあるものが多いですが、クリームタイプやジェルタイプと比較するとクッション性は低くなります。

5.拭き取りローションタイプ(クレンジングローション)・シートタイプ

拭き取りローションタイプのクレンジング料は 水分がベースのクレンジングで界面活性剤によってメイク汚れを落とすクレンジング料です。サラサラとした液状で、コットンに含浸させてふき取るものが主流です。シートタイプのクレンジングもこの中に分類されるでしょう。手軽におとせる一方で、ふき取る行為が物理的な刺激になるので、敏感肌の方は洗い流しタイプをおすすめします。

TOPICSA 敏感肌にあったクレンジングとは

敏感肌にあったクレンジングとは

敏感肌の方は、まずは敏感肌向けに開発された化粧品を選びましょう。これらは配合成分が厳選されており、刺激が少なく、クレンジング後に乾燥しにくいものが多くなっています。

敏感肌は、健康なお肌と比較して、お肌をまもるバリア機能が低下しているために、乾燥しやすくなっています。クレンジング料にはさまざまなタイプがありますが、敏感肌の方はうるおいをまもりながらメイクを落とすことができる、クリームタイプやジェルタイプがおすすめです。

さらに正しい使い方も重要です。間違った使い方はメイクが落ちないばかりか、乾燥や刺激の原因にもなります。