2023/09/27

自分に合った洗顔で乾燥・肌あれ対策を。
クレンジング料や洗顔料の選び方について

白いタオルに置かれている洗顔料の白いチューブの写真。敏感なお肌をすこやかに保つためには実は洗顔も大切なポイントです。

清々しい秋の気配が感じられる季節になりましたが、これから冬に向かうにつれ、乾燥や肌あれがより気になりやすくなります。
乾燥・肌あれ（肌荒れ）対策には保湿を意識しがちですが、実は洗顔も大切なポイントです。
お肌をすこやかに保つために、クレンジング料・洗顔料の種類や選び方について、臨床皮膚医学に基づいて敏感肌のスキンケアを考えるＮＯＶ（ノブ）がご紹介します。

クレンジング料と洗顔料の違いについて

クレンジング料（メイク落とし）と洗顔料では落とせる汚れの種類が異なるため、正しく使い分けることもポイントの１つです。

クレンジング料は油性成分などによって汚れを溶出させて、ファンデーションなどのメイクアップ化粧品を落とすスキンケア製品です。メイクアップ化粧品やウォータープルーフタイプの日やけ止めなどは、皮脂や汗、水などによって落ちにくい機能が付与されています。このため、水や洗顔料のみでは簡単に落とすことができず、クレンジング料が必要になります。

洗顔料は、皮脂や汗などの分泌物や老廃物などの生理的な汚れ、ほこりなどお肌の表面に付着した汚れを落とすためのスキンケア製品です。また洗い残ったクレンジング料や軽いメイクアップなども洗顔料で落とします。

そのため、メイクをした場合はクレンジング料と洗顔料によるダブル洗顔がおすすめです。

メイクをした肌、メイクが残っている「洗顔料のみ」の肌、メイクがきれいにとれている「クレンジング料＋洗顔料」の肌の写真

敏感肌・乾燥肌におすすめのクレンジング料

敏感肌の方の中には、メイクアップを落とすクレンジングがお肌への刺激になるのではないか、と心配されている方もいるかもしれません。敏感肌の方でもお肌に合ったクレンジング料を選び、正しく使うことで、お肌への負担が少ないクレンジングをすることができます。

クレンジング料の種類

クレンジング料にはクリームタイプ、ジェルタイプなど、さまざまな種類があり、クレンジング力や仕上がりに違いがあります。
お肌が敏感に感じる時のクレンジング料は、できるだけお肌をこすらずにメイクアップを落とすことができるものを選びましょう。敏感肌や乾燥肌の方におすすめのクレンジング料の種類（タイプ）についてご紹介します。