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敏感肌・乾燥肌の季節のおすすめスキンケア
敏感肌・乾燥肌の季節のおすすめスキンケア
2020/04/20

ヘアスタイルも一新したい新生活。敏感肌・乾燥肌の方に合ったシャンプーの選び方や頭皮や髪にやさしいヘアケア方法とは?

洗面所に置かれたシャンプー、くし、タオルのイメージ写真

毎日きちんとシャンプーしているのに、頭皮がかゆい、ふけが出るなど頭皮のトラブルが気になり、新しいヘアスタイルにチャレンジしてみたいと思っても躊躇してしまう・・・という敏感肌や乾燥肌の方は、シャンプーを見直してみませんか?
頭皮に合ったシャンプーの選び方やおすすめのヘアケア方法を、臨床皮膚医学に基づいて敏感肌のスキンケアを考えるNOV(ノブ)が説明します。

敏感肌向けに開発された低刺激性のシャンプーを選びましょう。

シャンプーは、髪の毛だけでなく、頭皮を洗う目的もあります。泡立ちがよく洗浄力の高い成分(ラウリル硫酸Naなど)配合のシャンプーでは、頭皮のうるおいを取りすぎてしまい、乾燥などのトラブルにつながることも。敏感肌・乾燥肌の方は頭皮のうるおいをまもりながらやさしく洗い上げる低刺激性のシャンプーを選びましょう。
また毛穴を詰まらせるというイメージから、シリコン(シリコーン)が配合されていないノンシリコンシャンプーも人気ですが、実際に毛穴に詰まるということはありません。シリコン自体は安全な成分で、髪の毛のからみやきしみを防ぎ、なめらかさを与えてくれます。シリコン(シリコーン)の配合の有無よりも洗浄成分や好みの仕上がり、使い心地などを確認して選ぶのがおすすめです。

成分にも注目。頭皮の悩みに合わせてシャンプーを選びましょう。

敏感肌向けのシャンプーは洗浄力が低いと思っていませんか?洗浄成分にはさまざまな種類がありますが、洗浄力が優れていながらもお肌にやさしい「ラウレス硫酸Na」や低刺激性の「ラウロイルメチルアラニンNa」などのアミノ酸系の洗浄成分などを組み合わせた処方で、低刺激性と洗浄性を両立したシャンプーもあります。
頭皮のべたつきやふけ、かゆみが気になる方は、低刺激性でお肌にやさしいことに加えて、「ピロクトンオラミン」や「サリチル酸」などの抗菌成分が配合された医薬部外品のふけ・かゆみ防止効果のあるシャンプーがおすすめです。
頭皮の環境をととのえ、すこやかな頭皮に保つことができます。

2つのシャンプーのイメージイラスト。左は頭皮の乾燥や刺激が気になる方におすすめの敏感肌向けに開発された低刺激性シャンプー。右は頭皮のべたつきやふけ、かゆみが気になる方におすすめの、低刺激性で且つ抗菌成分配合の医薬部外品のシャンプー。 2つのシャンプーのイメージイラスト。左は頭皮の乾燥や刺激が気になる方におすすめの敏感肌向けに開発された低刺激性シャンプー。右は頭皮のべたつきやふけ、かゆみが気になる方におすすめの、低刺激性で且つ抗菌成分配合の医薬部外品のシャンプー。

正しい洗い方を習慣にしましょう。

爪を立ててごしごし洗ったり、すすぎ残しや、誤った乾かし方は、頭皮や髪のダメージにつながります。正しい洗い方など、ヘアケアの5つのポイントをご紹介します。

  • POINT 1

    シャンプーを使う前に「予洗い」しましょう

    シャンプーの前に約1分間、頭皮や髪の毛を根元からぬるま湯でぬらす「予洗い」をすることで、皮脂やほこりなどの汚れを8割程度落とせることが分かっています。シャンプーの泡立ちがよくなり、シャンプーの量も少なくできるため頭皮への刺激を抑えられるメリットもあります。

    予洗いの時間と頭皮の皮脂残存率の関係を表したグラフ。皮脂汚れモデルを人工頭皮に塗布。流水で洗い流したあと水気をとり、皮脂量を測定。予洗いの時間が長いほど、皮脂の残存率が低くなっており、約1分予洗いすることで皮脂やほこりなどの汚れを8割程度落とせることを示している。
  • POINT 2

    シャンプーを充分に泡立てて指の腹で洗いましょう

    爪を立ててごしごし洗っていませんか?頭皮への刺激になりますので爪を立てずに、指の腹で頭皮に泡が届くように洗いましょう。充分に泡立てることで、髪の毛同士の摩擦を防ぎ、ダメージ予防にもつながります。

    シャンプーでの正しい洗い方として、左はかゆいからと頭皮に爪を立ててごしごし洗う間違った例を示したイラスト。右はシャンプーを十分に泡立てて指の腹で頭皮に泡が届くように洗っている正しい例を示したイラスト。
  • POINT 3

    ぬるま湯でしっかりすすぎましょう

    熱めのお湯ですすいだり、すすぎが不充分でシャンプーが残ってしまうと、頭皮への刺激になり、ふけやかゆみなどの頭皮トラブルにつながります。ぬるま湯でしっかりと、髪の生え際やフェイスライン、耳のうしろ、首すじなどは、特にていねいにすすぎましょう。シャンプーがからだに残らないよう、頭からからだへ、上から下の順序がおすすめです。

    シャンプーをすすぎ残ししやすい部位として、髪の生え際やフェイスライン、耳のうしろ、首すじを提示したイラスト。
  • POINT 4

    髪の毛はしっかり乾かしましょう

    髪を洗った後は放置せず、タオルで髪を包みこむようにし、頭皮にもタオルをあてて充分に水気をふきとりましょう。タオルでごしごし拭くことは、頭皮の刺激や摩擦による髪へのダメージにも。水気をしっかりふきとったら、ドライヤーで、頭皮が熱くなりすぎないように20センチほど離して乾かします。1ヵ所に熱が集中しないように気を付けましょう。

  • POINT 5

    頭皮の保湿も忘れずに

    頭皮の乾燥が気になる方におすすめの頭皮用の保湿ローション(スカルプローション)をイメージしたイラスト。

    頭皮が乾燥しているとふけやかゆみにつながります。乾燥が気になる方は頭皮用の保湿ローション(スカルプローション)で保湿しましょう。有効成分「グリチルリチン酸2K」が配合されているものは頭皮のあれを防ぐ効果があります。

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